私たちは
クライアントさんのからの
『無言のメッセージ』を 受け取らなくては
ならないのだけど
それは たいてい
言葉と 裏腹なところに あります
母親からされたことを
憎んで
苦しんでいる方がいらっしゃり
そこから動けなくて
どうしようもない
だから どうしても
そこの キツく硬く結ばれてしまった
結び目をとりたい、となったときに
表面だけの 傾聴だけでは
入っていけないところがあり
何回かトライして やっと
入っていけるところがあります
そこには
優しくて 傷つきやすく
可愛らしい 子供が 座っていて
なにか 自分に出来ることは…と
健気に 見上げている
その子の顔を見た途端に
ああ 優しい子だったのね、あなたは
と
本当に愛おしくなってしまう
抱きしめたくなってしまうくらい
可愛くて
治療中に
そのように 自分のなかに
湧き起こる感覚に
私はずっと 浸っているのだが
みんな 最初は 子供だったのだよな
と
当たり前なことを 思い
そんなことに
浸っていると
どうか
健やかに 育ってね と
いう感覚になってくる
そして それが ひとしきり終わり
クライアントさんと
笑いあい
一緒に育てていきましょうね
と なるのです
これは インナーチャイルドが
いる場合のお話
実際のカウンセリングに
毎回起こるわけではなく
認知を 再確認しつつ進めていくのですが
やはり
避けられて 逃げられる場合もあり
そのときは
深追いはしません
その子の気持ちがありますからね
ここでの やりかたは
スーパーバイズの基軸をつかい
脳の器質や 癖を整理しつつ
一方では
子供を育てなおし を しております
写真は 現代催眠の先生の
ところに行くまでの お花畑
ここは たまに 無料で 花摘みを
させてくれるのです
花を摘むって 大人ではしなくなりましたが
花畑にて
花を 見て回ると
小さなときの あの 懐かしい感覚になりますね
乙原