スーパーバイズは
あまり 多くを語らないのだけど
よく 呟く 笑
その呟きのなかで
気になることを
「ちょっと 待った!」と質問するのだけど
そのなかで 最近
とても 気になる方が出てきた
それは 人物であります
日本でトップレベルの精神科医で
ありましょうし
ご著書も 相当数あります
その方は 「アダルトチルドレン」という
言葉を 日本にもってこられた方で
現代催眠の先生や
スーパーバイズとも
昔 ご一緒に研究されていた方であります
斎藤学 先生
で その先生の
サイトに クライアントさんとの
公開Q & A みたいなのが
あり
多々 問題を抱えている方からの
質問に答えられているのを
文字起こしして 読むことが出来るように
してあるのですが
なんというか
揺るぎない 「 眼差し」
そして 父性というものを
まざまざ と 感じさせる言葉 を
持っている方なのであります
しかし 面白いことに
めちゃくちゃ 母性を感じる言葉もあり
ああ面白いな と
こんなカッコいいオジさんが
日本にいるのだなとは 思うのですが
いかんせん
言葉が強いから
ついていけない方もいるのだろうな…
とは思います
私は
「ドラえもんカウンセリング」は
回復には 妨げになると考えております
日本に
のび太 が 量産されるだけなんでは
ないかと思われる
鼻水垂らして
「ドラえも〜ん!」という のび太
小さな頃は
「ドラえもんが居たら いいな」
…と 私はよく 空想しておりましたが
子供を産み
改めて ドラえもんを観てみると
当時は
のび太に 腹が立って仕方なかった
「性格 悪いな、のび太!」
…と
せっかく 出して貰った道具を
仕返しに使ったり
楽をするために 使用したり
欲望を満たす為に使ったり
子供達と観ていて
「のび太 やだ!」と いう母親の私
まあ その時は 私の自分自身を投影しているようで
観ていて イライラしたのでしょうね
…そして 私にも 月日が経ち
このたび 改めて 私は 「ドラえもん」自体に
疑問を抱くようになりました
失敗したからって
その場しのぎの道具を出すドラえもん
たいした説明も無しに
のび太に それを 手渡して
事が起きてから タケコプターで
帰ってくるドラえもん
のび太、なんも 成長しなくって
いつも オチは
「ドラえも〜ん」という
涙声が こだまする終わり方 が
多くって
これって 普通に 支配じゃないか?
のび太の 成長を 妨げてんのって
誰ですのん?
そういや 未来から来たんだっけ
もし ドラえもんが 支配者ならば
支配者って 単体では 存在出来ませんから
まさに ドンピシャ
ドラえもんが
普通に 子供達の無意識に入ってる
って
なかなかシュールだなぁ…
てな そんなことを
ここ最近 考えていたら
さとる先生の ご著書を読み
最高に厳しくて
だけど やっぱ
「それ」だよな
と 指標みたいなものを示されたように
思うわけであります
「クライアント自身の力を
クライアント自身が 見つける」
それを 共に 並走していける
カウンセリングを 目指していこうと
私たちのカウンセリングに来る方は
ドラえもんカウンセリングに
疑問を持たれての方が多い
ずっと 道具を出してもらうのに限界を
うっすらとした
黒い不安を
感じるのは 私も とても よくわかります
だからこそ そして
私たちと
あらためて 自分だけの強み を 発掘していく
そんな皆さまに 私も刺激され
私も もっと 鍛えてみよ!と
楽しみであります