ハウルの動く城

最近
昔にメモしておいたことを見返すことが多く

そうして昔を眺めてみると

昔の こころにきく は
今に繋がることを言っていたなと思う

 

しかし
当時は 訳が分からないことがばかりを言うな
…とばかり思っていた無意識

辻褄は合わないし

謎めいた言葉しか言わないし

急に英語を話しだし
私はよく きいた それを カタカナにして
Googleに 意味を訊いていたりしていました

 

当時の こころは

あなたは誰?ときくと
色々と答えましたが

そのなかで 面白かったのが
『ハウル!』と答えたとき

勿論 私は

頭、悪いなぁ…私 (恥
と思っておりまして

誰にも言わずにおりましたが
今 告白致しますよ

私の無意識は 割と オカシイです 笑

それは
今も 変わらない

そんなこんなで
当時の ハウルは なんとなく居座り
話しを続け
『金髪のハウルには気をつけて』
『黒い髪の毛のハウルは本物だからね』

と言っておりました

妄想が過ぎるよなぁ…と

とりあえずメモしとくか

と して置いたのを
最近 私は見つけだしてビックリしたのです

 

ハウルの動く城

宮崎駿さんが作られた映画で
魔法使いのお話

あれ 今 みると

まさに精神世界と解離
そして 支配からの脱却の話なんですよね

ハウルが
行き先をドアの前で ガチャリと変えたり

未来から 時間が流れ
過去に話しかけたり

美しくなかったら生きている意味がない
と言って 落ち込んだり

悪魔と契約したり

自分の心を取り戻したり

観てない方もいるでしょうから
ここで 説明するってのは
野暮なので致しませんが

まさに ハウルは トラウマ持ち

悪魔と契約して
心臓をあげる代わりに
身体と城を手に入れたハウル

戦争を引き起こしている
真の敵の支配者を見定めて

心臓を取り戻す冒険の物語ですが

取り戻す過程も
身体の変化とか
まさにトラウマからの回復なのですよ

 

少し 面白いなと思ったところで

宮殿には爆弾が落ちないが、代わりに周りの街に落ちる、魔法とはそういうものだ

というところ

なんだかエネルギー療法みたいだなと
思ったりしてみております

考え過ぎなのかもしれませんが

よくエネルギー療法を受けて
周りが変化する って 果たして
なんなんだろうって

自分もそれを
体験したからこそ

現実的に目の前に起きている これは
なんなんだろうといつも考えてしまいます

だから
なるべく 私は
ただ
その人の苦しみだけが昇華していくような
治療しかしなくなりました

臆病なのでしょうね

代償があるような魔法を
使うのが怖くなってしまったのです

それに私は
神様ではないから

何がよくて 何が悪いとか わからないのです

だから
今は

私の出来る治療

代償の無い魔法

苦しみってのを
ただただ 取り除く方法

その方の苦しみが
火 水 土 金属 風 木
などに 見えてしまうものですから

それを 昇華させてしまう治療に
シフトチェンジしてきております

クライアント様からご希望があって
エネルギー療法を…という場合も 然り

どっちかというと
こっちのほうが 私に合っている気がします

あと
何より大事なのが やはり見立て

これは こちらの 修行あるのみですね

見立てがしっかりしていると
直接お伝えしていないのに
クライアント様も 不安がらないのが
不思議であります

そんなわけで

無意識てのは
三年後くらいに意味がわかることを
言ってたりするから
とても面白いのであります

ちなみに
今は ハウルは 出てきません

何処かに行ってしまったのでしょうか

なので
無意識にきいて

辻褄が合わない!とか

変な事を言う!ってのは
実は 無意識ならではの醍醐味なんじゃないかな
とは思います

私のようなケースもありますので

是非
自分で自分の無意識を制限される事のないよう

思いっきり
楽しんでください

乙原