箱庭にあらわれる それら

 

クライアントさまたちの心象風景として
箱庭を見させていただいておりますが

まさに 私たちの見立てで出てきたものが置かれていたりすると
ギョッとしてしまう時があります

 

なんでこれを置いたのですか?

と尋ねると
ご本人も『よくわからないんだけども なんとなく置きたかった』
とおっしゃる

 

 

現代催眠の先生は
『無意識は層になっている』という

スーパーバイザーは『次元』などという表現をする

私は『ぽっかりとした空間が何個も存在する感じ』という感じを見受ける

 

私たちが一丸となり見立てている『そこ』は

私たち それぞれの特性でもって観れるとこで
色々な角度から
見ているものですが

結局の本質は 皆 同じところを観るようです

 

さながら
先生達は 南や 北から
私は 東から

のように 入射する角度がそれぞれ違うのですが

 

クライアント様が箱庭で
表現される『風景』は
やはり ご自身のものですから
中心からの風景なのですね

ああ なるほど
やっぱり そういうものを お持ちですよね


心の幕の間にある風景を
見せられたときに
ある意味 私も 『答え合わせ』をしている感覚に
なります

 

箱庭の中で
『どこから来たのか わからないが
存在している得体の知れない感じのもの』

あらわれる場合もあります

大概は 『支配』を視覚化したものだったりします

その象徴として選ばれているモチーフって
少しネガティブな雰囲気のものが多く
改めて 考えさせられます

自己を生きれない ジレンマや

支配自体の苦しみや 洗脳や 縛り、なんかが
可視化されているようで

箱庭から 物凄い圧力やエネルギーが
でてくるように感じます

 

ただ 『支配』をする感覚の持ち主方が
洗脳を目的とするわけではなく

ピュアな感性の方々もいらっしゃいます

よく 私らでみるのは
支配者同士の闘いだったりもして

どの立場であっても
『器にあった課題』がくるんだな…と
思って見させて頂いております

 

これから先
支配の形状も 変わるのではと見ています

支配から逃れるとか
支配と闘うというシステムが
変わりつつあり

それより もっと

『循環』や 『バランス』という
全てのシステムを健やかに守るような

そんな雰囲気を持たれていく世界が
そこまで来ているような感覚があります

 

 

Instagramはじめました
カウンセリングルームの様子を
よかったらご覧ください

 

↓TOPページへ戻る↓ユークリッド・カウンセリング
ご予約・お問い合わせ等はこちら