いらないスクリプト

以前 私
高之瀬と現代催眠の講習会に行ったことが
ありまして

エリクソンの流れからの現代催眠で

当時 私は
かなり強い暗示を入れられており

なんとか それを解きたいと
その会場に習いに行きました

結果 その時は
かけられた暗示は解けませんでした

が、しかし
それより 不思議だったのが

会場の中で 私だけ
催眠に 掛からなかったということ

お互いに掛け合う催眠というものに
私は すこぶる 拒否反応を示し
講師の方もお手上げ状態でした

何が起きたのか わかりませんが

無意識的な感覚は
「こいつの催眠にはかかりたくない」
という感覚

すごい侵入感を感じ
無意識を解放したら 終わりだと思ったのです

高之瀬も
遠くのほうで ぶっきらぼうにしてました笑

後からきいたら
気持ち悪くて早く帰りたかったらしい

しかし学んで良かったことは

催眠のマナー

まず 最初に
相手に きちんと
「これから催眠をかけますよ」
と言うことが とても大事なのです

「だから 貴方は
この催眠が嫌だったら
いつでも戻ってこられるし
止めることもできる」


催眠をかける前に必ず 相手に
空間を確保してもらうこと

いくら 豊かになる催眠だからって

それが ご本人のニーズとは限らないし

前振り無くして 掛ける催眠は
私は 侵入するものとして
認めたくないし

その講師の方々からも そう学びました

いくら
相手の方を思ってスクリプト作りました〜
と言われても

一方的なものは

それは 押し売りでしかないし
作り手の 催眠ポルノでしかない

私のスクリプトは
催眠を解く催眠しか 作りません

暗示をとく催眠しか 作りません

そして
無意識が要らないと思うのでれば
スルーできるようなスクリプトに仕上げてあります

その方のニーズにあう
催眠と暗示さえ 解いてしまえば

後は 貴方が作りたいように
世界は作られると思っているからです

そこから時はたち
今になり

ひょんな事から

故 吉本先生
と一緒にお仕事をされてきた現代催眠の先生にも
スーパーバイズを受けることが出来るようになりました

今や 2人のスーパーバイズから 学べるなんてと
ご縁に感謝であります

初めてお会いしたときの事や

その先生からきいた吉本先生の エピソードなどを
いずれ紹介したいと思いますが

まるで
お話を聞いていると

ずっと昔からあり
全てを見てきた 老木(失礼)に
魂の起源から 私たちの成り立ちを聴いているような
異次元にいる感覚で

実際に聞いたのは
吉本先生のエピソードなどなのですが

(なんせ 私も軽く 暗示をとく催眠が
入ってしまったらしく 未だにボーっと
するのです笑 )

まずは
催眠は かけあう時代から
とく時代へ と

私は力をつけたいと思っています

そうしたら
あなたが 生まれたばかりの時にあったあの感覚が

あなたの手の中にあるのだと
気づくはずなのです

乙原