こんにちは。高之瀬です。
最近寒くなってきましたね。
朝晩の冷え込みで、お布団が恋しくなってきた今日この頃です。
車椅子を捨てろ!!
さて。
このユークリッドカウンセリングを代表の乙原と立ち上げるずっとずっと昔のこと・・・
私、高之瀬が乙原の治療を受け始めた時のお話です。
私はプロフィールにも書きましたが、生まれつきの足の病気があり、その後遺症に悩まされていました。
また、乙原のカウンセリングを受け始めて間もない頃だったので、その時はまだ母親の思考にとらわれたり、乗っ取られたりを繰り返していました。
ある時、カウンセリングの中で乙原にトラウマ治療をしてもらっていたところ、乙原は突然こう叫びました。
・・・私は驚きました。
先天性の足の病気で車椅子に長年乗っていましたが、度重なる手術やリハビリの甲斐もあって、中学からは自分の足で歩けるようになっていました。
しかし、未だに実家には車椅子が残っていたのです。
さらに驚くべきことに、自分が車椅子に乗っていたことは乙原には一度も話してなかったのです。
(あくまで痛みがあるという主訴でした)
私は驚きつつも、
「実家にあるよ・・・」
と答えました。
乙原はそれに対して
と言い放ちました。(!)
私はたじろぎました。
なぜなら、実家では両親がとある事情でたまに車椅子を使用していましたし、
なによりも、両親は私が再び足が悪くなってしまった時のことを心配し、そのために車椅子を取っておきたいと考えているのを知っていたからです。
「いやいや・・・安いものじゃないし、そんな簡単には捨てられないよ。親の許可も取らなきゃだし・・・」
と私は答えました。
それに対して乙原
の一点張り(笑)。
私が「親にどう言えばいいんだ」などとうだうだ言い続けていると
今までと同じことやっててもダメなんだよ!
覚悟決めろよ!
と、持ち前の超絶男前っぷりを発揮(笑)
私もその気迫に押されてしまい、捨てることを決意(笑)
しかし、うちの親も一筋縄ではいかないだろうと悩みました。
普通に「車椅子を捨ててくれ」なんて言おうものなら猛反対に合うことが容易に予想ができました。
なんて言ったら良いんだろう、、、足が痛いから送って下さいと言ったら良いのだろうか、、、と考えあぐねていると
乙原は
『車椅子は自分の原点だから
それを見て(勉強)頑張りたい
だからすぐに送ってくれ』
と言え!
と言い放ちました(笑)。
(そんなおかしい理由で通じるんかいな)
と思いつつも、
それを一字一句違わずに親に伝えたところ、なんとすんなりと車椅子を送ってきたのです。
(まさかこんなにうまくいくとは!)
そして、車椅子はソッコーで粗大ゴミに出しました。
(家に車椅子が滞在した日数、2日間)
その結果、身体は楽になり、治療の効果もグングンあがって生きやすくなりましたとさ。
めでたしめでたし。
なんで言ってないのにわかるの?
・・・というお話なのですが。
この話からは色々言えると思うのですが
(支配の象徴は捨てるべき、
支配者各々に合った対応の仕方が存在する、
冷静に考えるとおかしい理由で相手に話が通じる時点で支配する側も酔っている、
等々そのうち乙原が詳しく書いてくれるでしょう)
今回何が一番言いたいかというと、
乙原が車椅子のことを知らなかったのに、
と私に聞いたことです。
まさに車椅子は私の支配の象徴でした。
それがあったから生きてこれたという思いもありつつ、それに縛られているような感覚もたしかにありました。
乙原が
それを言い当てたこと、それも何の情報も無しにピンポイントで指摘したことが不思議であり、ただひたすらすごいことなのではないかと感じていました。
(実際にそれを捨ててめちゃくちゃスッキリして楽になったことも事実です)
ユークリッドカウンセリングのクライアントさんにも・・・
そして、なんと
ユークリッドカウンセリングを立ち上げてから、乙原がクライアントさんに対してカウンセリングを重ねていく中で、私と同じようなケースが続出したのです。
例えば・・・
カウンセリングで治療中、
と乙原が尋ねたところ、
というケース。
というクライアントさんに対して、捨てるべき神社まで指定して捨てて頂きました。
また、生まれてすぐにご両親が離婚されたというクライアントさんに
『1歳のトラウマ』を治療中、
と尋ねたところ
というケース。
このようなケースを挙げ始めたら枚挙に暇がありません。
透視術?乙原の多次元的見立て
以前の記事で、乙原は支配の形が見えると書きました。
同時に乙原は支配の象徴、また鍵となる景色や状況が見えたり聞こえたりするようなのです。
このようなことは怪しい、と思われるかもしれません。
私だって思います。
心理学的にはこのようなことはあまり言及されてきておらず、一番近いのは超心理学に分類される「透視術」なのかもしれません。
また脳科学的には、カウンセラーとクライアントの脳波が同調する時にそのようなことが起こり得るかもしれないと言われているようです。
クライアントさんに深く深く共感して、クライアントさんの脳波に完全に同調した時に、クライアントさんが今一番悩んでいる事柄や支配についての形や解決策が無意識を通じて浮かび上がってくるのかもしれません。
ただ、私自身乙原と同じ手法を他人に施す機会がたくさんありますが、乙原ほどの精度で物が見えたり聞こえたりすることはありませんし、おそらく他の方もそうだと思います。
これはクライアントさんが最速最短で回復するために乙原が持つ特殊な能力・強みであると私は思います。
また、乙原は初回インテーク面接の時点で、目の前のクライアントさんが虐待を受けてなかったら・トラウマがなかったらどういう姿なのか、ということを見て(見えて)います。
(乙原自身、それを『多次元的見立て』と名付けています)
このような能力があるからこそ、他のカウンセリングルームで治らなかった方や、効果が出なかった方にも喜びの声を頂けているのでは、と私は考えています。
もちろん、全ての人に対して同じように支配の象徴が見えるわけではありませんが、興味がある方は是非乙原のカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
貴方のための怒りの乙原が見られるかもしれませんよ(笑)
(支配されていることに対する『怒り』は忌み嫌うものではなく、持っていてよい感情です。そこに酔わなければ・・・ですが)
(動画を見ていただければわかりますが、普段は優しい雰囲気の乙原ですのでご心配なく。笑)
ちなみに、
あくまで目の前のクライアントさんのお悩みや支配をどう回復させるかという文脈でのみ、その能力が発揮されるので、『何でもかんでも心の中を見透かす』といった類のものでは無いのでご安心ください。
臨床家、研究家たるもの、日々クライアントさんがどうしたらより速く回復できるかを考え、研究を重ねておりますが、乙原の持つ能力も是非皆さまに利用して頂けたらと願っております。
Euclid counseling
高之瀬裕之