Case56解離の秘密のパーツ

クライアント様からの声

Case56
解離の秘密(30代・女性)

 

自分の中の悪魔みたいなグロテスクな感覚を体感させられることが多かったので文章に起こします

その感覚を一言で言うと
虐待したい、人を傷つけたいとか叩き落としたい感覚です。

ここ最近病院では
発達障害+境界性人格障害のような患者が入院してきます。
おしなべて、看護師含め、他者との距離のとり方が極端で尚且つ、言葉ではなく態度で他者を動かそうとする様子が見られ
それが私には妙に鼻につきます。
仕事としてやることはやりますが
妙になれなれしく話かけて来たり、不必要な関わりを求めて来た場合は。
自分でも驚くほど冷たくあしらっています。
それはもはや憎しみに近い。
外で、同様に近寄られたらうるさい自分でなんとかしろと罵り蹴ってしまいそう。
何がそんなに憎いのか。
環境に甘え、自分の現状を他人に擦りつけ、自分は悪くない悪くないと言う態度なのか。
もしくはそれを、自分に投影してるのか。

よくよく考えたら、幼い時、妹に対しても
後ろをついてくる様子がなんとなくイライラし
叩いたり、衣装ケースに閉じ込めたり、裸にしたり
と虐待していたことを思い出しました。

この、マグマの様に吹き上がる地獄のような感情をどうしようと言う気はないですが
しつこく回想され、整理できないのでメールしました。

 

乙原より

 

こんにちは
ご感想をありがとうございます

まず、これらが 言語化出来ている事が
凄い事なのです

一見、ぎょっとする内容ですが
実は これだけ内観出来ているという事は
生半可な精神力ではないです

大抵は 人は自分の 闇 は 消しさる方向に
行きます

消し去り方は
『ダメ出し』
『置き換え』
『取り消し』

など、防衛が働き

自分のストレスと 直に向き合うのは
なかなか 出来る事ではありません

実は この方
このように書かれていても
ほとんど
『損得勘定が無い』方なのです

面白いなぁと思うのです

人間って 見ている事や 事柄だけでは
本当にわからないものですね

さて このご感想を頂いたのは数ヶ月前の事。

今現在は
かなり 落ち着かれてきました

トラウマもしっかり癒されてきて

目が 澄んで真っ直ぐになっていらっしゃいました

猪突猛進で
直に 顔からバーン!と
周りの影響を被っていたのが

スルリと
透明感ですり抜けていく様子がお美しいです

これからが 楽しみですね

乙原

 

 

 

 

 

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