Case22子どもの頃から持っていた“何物にもなりたくない”という気持ちを 思い出して、やっと答え合わせができた

クライアント様からの声

Case22
子どもの頃から持っていた“何物にもなりたくない”という気持ちを思い出して、やっと答え合わせができた(30代・女性)

 

小さな頃に持った苦しい気持ちのことを相談し、治療してもらいました。

一番初めに浮かんできたイメージは大きなダムでした。
そのダムが決壊か開通かして、大きな水の固まりが噴き出すように現れ、
せき止めてる所を覆いつくしました。

そこから一気に水が流れ込み、広大なダムに新しい水がどんどん流れ込んできて、
私はその様子を上空から眺めていました。

もう止まらない、止められない水の勢いを感じていたら、
上空にいた感覚が一転し、
私はその水の勢いに飲み込まれ、ダムの中に沈み込みました。

水の中には一緒に流れ込んできた魚たちが泳いでいるのが見えました。
どんどん深く沈んでいき、視界がくぐもり、
どこまで行くんだろう、
底ってあるんだろうかと思った所で、
最近打ち込んでいる繕いものや刺繍のことを思い出しました。
なんでか、天邪鬼的な気持ちがわいてきて、
“なんだよ刺繍なんか。
縫うんじゃなくて針でぷすぷす刺して、布に穴を開けてしまえ”
とそれがささやくのです(これが邪悪というやつですね)。

そこで終わりました。

ダムが開通して、せき止められていた水が一気に流れ込んできたように、
私の中でもせき止めていた何かが開通して、
無意識の海の水がどんどん流れ込み、私の中を満たしていき、
こうやって考えている“私”をすっぽり包み込みました。

はじまりも終わりもなく、底もない海。
丸い球体のような海。
あらゆる相反するもの全てを含んだ、何物でもない海。
完全も不完全もない調和した世界。

私は、子どもの頃から持っていた“何物にもなりたくない”という気持ちを
思い出して、
やっと答え合わせができたと、とても安心したのでした。

 

乙原より

こんにちは

カウンセリング途中のご感想をありがとうございます

確か この時は 自分自身にある 制御が出来ない感覚に対しての アプローチをさせていただいたのですよね

いつも 自分自身の中にある感情を どう扱うかを 真摯に向き合っていらっしゃる姿をみて こちらも身が引き締まる感覚があります

「自分とは 何か」

その答えは 人それぞれ 趣きと色合いが 違うのでしょうが  どうしても そこを 探求してみたいという 魂の声は  とても 素敵なものだと思います

一緒に 見ていきましょう

そして カウンセリングという 「実りある時間」を 体感して頂けたら幸いです

いつも エキサイティングな時間ですものね

これからもよろしくお願い致します

乙原

 

 

 

 

 

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