クライアント様からの声
とても素直で真っ直ぐな方な故に
周りから受けるダメージも そのまま
回避できず 受けてしまう方でありました
周りからのダメージは
『言葉』によるダメージであったりします
また プラスの意味をもつ言葉を言いながら
表情や雰囲気は マイナスのものを伝えるというのも
ダメージを与えてくる方の
常套手段でもあります
ニコニコしながら脅す
顔は憎しみの表情をしながら 褒める
無表情ながら 粘着質なことを言う
これをする人が多い環境に育つと
何を元に 『安全か 危険か』を判断しづらくなり
混乱したりすることになります
カウンセリングでは
毎回 『気になる事』を題材に
『自分は何を感じたか』
『どういう 意味を そこから読み取ったか』
『違う意味は在るか』
『意図は』
など シミュレーションもしつつ
トライ アンド エラー もしつつ
前に進まれてきましたね
なにより驚いたのはこの方の行動力でした
『嫌なものは嫌!』とブレない 笑
そこの感覚を軸にして 動くんだ と決めてからの
進まれ方は 圧巻でありました
何を軸にしても良いのですが
真っ直ぐな性格であるからこその
生き方は 眩しくて
そこは 嫉妬…されちゃいますね!
魅力な部分なのです
乙原
「普通じゃない」、「人と違う」という事について。
私にとって他人の目が全てであり、他人の目でしか生きられないようになっていました。特にママ友関係でのそれは強烈で、自分や子供の振る舞い、行動、目立つような事をしてしまうと、必ずや叩かれるそれが不自由であるし、恐怖でもあります。「あなたは普通じゃない」、「人と違う」は、褒め言葉なのか排除なのかも分かりません。今日も近所のママ友から子供の事について、「人と違って、ママの血筋を引いてるね」と言われドキリとしました。
皆に合わせ、足並みそろえ、目立たぬように自分を押し殺して生きて行く事が、大人になる事なのだと自分に言い聞かせながら生きて来ましたが、どんなに隠しても周りは、私が普通じゃないと気付いているのだと、最近とてもハッとする日々です。今までは、普通の仮面を被り、完璧に隠しきれていると自分では思っていましたので。
より先生の元を訪れ、初めは、自分の感覚とは何なのか?これは自分の感覚か否か?何が不快で何が苦しいのかすら麻痺していて本当に何も分かりませんでした。カウンセリングはいつもボンヤリ先生の言葉を聞いて、覚えていなかったり覚えていたり。意味が分からなかったり、解釈が違ったり。そんな私でも、より先生は絶妙な距離で寄り添い、とにかく自分を労わり、休んで下さい。と私を責める事なく、依存させる事なく、安心出来る場所として居て下さいました。
嫌な事が分かるようになってきたら、何故それが嫌なのか、何故不快なのかを見つめる鬼出し作業の中、少しずつ今まで見えなかったものが見えて来るようになりました。見えなかった、というより、ちらりと見えていたけれど見ないようにして来たものです。
他人の目が自分の目になってしまっていた私は、人の気持ちを分かる人間だとも思っていたし、分かり過ぎて辛いのだと苦しんでいましたが、それが勘違いだったのだという事が分かると、本来の姿というものがなんとなく掴めてきて、あぁ小4までは他人の目が入って来なかったな、今程不自由ではなかったかもな、と改めて思い出しました。
普通とか人と違うとか、そんな事すら気にもとめていなくて、ただ風に吹かれて流れていたように思います。
他人の目が気にならない本来の自分へ近付きたい。また風に吹かれて流れて生きていたいと望みます。
より先生に出会わなければ、自分自身の何もかも諦めた生き方だったと思います。苦しみの訳も分からぬまま生きて死ぬのだと思います。より先生に会えて良かったです。