クライアント様からの声
Case33
人生において ずっと探してきていたものを 見つけてみたいのです(50代・男性)カウンセリングを受けての感想
少しずつ、何が問題なのか整理されてきたように思います。
乙原さんのカウンセリングを受け始めておおよそ8か月がたちました。
いきつもどりつがあると思ますが、感想を書いてみます。
あと数年で60歳になろうとしている今、物心ついたころから漠然とした満たされない思いや自信のなさがあり、ずーっと悩みが消えず、60にもなるのにこの先も同じように生きるのや嫌だな、もっと気楽に生きていきたい思っていました。
本屋でO氏の本が目につき、その本に紹介されていた療法をキーワードにネットで調べ、乙原さんのホームページにたどり着きました。多くの見た中で一番赤裸々に、素直に本音が書かれていることに好感を持ち、カウンセリングを申し込みました。(申し込むまでにだいぶ逡巡しました)
直前まで半年間、別のカウンセラーさんにもお世話になっていたのですが、あまり変化が感じられなかったこともあり、乙原さんはどのように進められるのだろうとの思いがありました。乙原さんは言葉を受け止めてくださってキャッチボールができ、続けられそうと思いました。
自分は幼いころから自信がなく、引っ込み思案でした。親からは虐待というものを受けたという記憶はないのですが、楽しい思い出がある一方、追いかけられたり怒られたりと、少し悲しい思い出もあって、家の中での居心地は良し悪しが混在している感がありました。
大学の文系理系の選択を誤ったという意識をずーと引きずってしまい、勉強に身が入らず、悶々とした4年間を送り、就職をしたものの、この職業でよいのかと常に悩んでいる状況でした。
何か、特別な力や技量がなくてはいけない、他人に評価してもらえる高度技量を身につけ、こう見えても実は・・・みたいなものにあこがれ、そういった未知の力を身につけようとスピ系、自己啓発系を結果的にはしごすることになりました。散財したし、本物はありませんでした。
幼稚園のころ、世の中には人生の法則、ルールというものがあり、おとなになったらそれを習って生きていく、という思いがなぜかあって、小学生になってしばらくしてそういうものがなさそうだということがわかり、でもどこかにあるだろうとそれを探し求めていたように思います。(青い鳥か)
カウンセリングでは、そういった思い込みを少しづつ解きほぐしてくださっているように思います。
特に、負けましょう、土俵から降りましょう、ということは、自分でも気づかないうちに、相撲取組が始まってしまっている、ということに気づくことができました。ただ、ここのところは根深く、半ば無意識に相撲を取っていることがあります。
また、鬼退治についても、親や自分、時代から意識的無意識的にかかわらず刷り込まれた思い込みがあるということに少しずつですが気づくことができました。
カウンセリングではなかなか言葉が出てこなくて難儀しました。
場をコントロールしたい、見捨てられたくない出遅れたくないという意識、他人や世間を意識する面、比較する心、いつも何かあるのではと探し物をしている思いが頭の中でモヤモヤしており、行動することに億劫さを感じています。
変わりたいとカウンセリングを受けているのに、変わってたまるかと反するもの、頑なさが同居している。なんなんだ、バカですね。正直自分が面倒くさい。
少しずつ言葉にしたり、行動はできていると思うのですが、なかなか腑に落ちてきません。
乙原さん
歩みは遅いかもしれませんが、光明が見えるまで、今しばらくお付き合いをお願いします。
こんにちは
カウンセリング中のご感想を頂きありがとうございます
今まで 一生懸命に生きていらっしゃった中に
どうにか 辿り着きたい『この世の中の正解』があるのでは…と 捜されてきたと
初回にお会いした時に 仰っていましたね
そこは 見えてきましたでしょうか
たくさんの宗教や教えを 学んでいらっしゃった方に
このような 例えはどうかとは思いますが
敢えて 現代的にいくとするならば
この世の在り方って
ドーナツ🍩の形状みたいなものだなと
最近 思うのです
中心は 空間 で 周りにドーナツ
中心が その 辿り着きたい 『存在』だとして
では
どう その 中心を 掴むか
禅問答みたいですが やり方があるのです
美味しく 感じている その五感 に
ヒントがあるのですけども
小難しい答えは さておき
カウンセリングは
難解でもあり 単純でもあり
それを味わっていただくことが
一番になります
さて
ドーナツの穴 に 光は 見えるか
楽しんでやっていきましょう
乙原